“ここでは「いわゆる”演歌”といわれる曲」と留保付きで記され、それがいまだ完全に日常語として定着していなかったことがうかがえます。
それが「競って発表されてい」るのが「最近」の現象であり、しかもそれは新年を期して「日本の歌」として「”新しい第一歩”を踏み出す」とされていることからも、「演歌」が「新しい」ジャンルであったことがはっきりとうかがえます。”
- 創られた「日本の心」神話 「演歌」をめぐる戦後大衆音楽史 (光文社新書) [新書] 輪島 裕介 (著)
それが「競って発表されてい」るのが「最近」の現象であり、しかもそれは新年を期して「日本の歌」として「”新しい第一歩”を踏み出す」とされていることからも、「演歌」が「新しい」ジャンルであったことがはっきりとうかがえます。”
- 創られた「日本の心」神話 「演歌」をめぐる戦後大衆音楽史 (光文社新書) [新書] 輪島 裕介 (著)