●常温で送らない
「孫につくりたてのポテトサラダを…」などという気持はわかりますが、痛む可能性のある食べ物を常温で送るのは非常に危険です。到着するまでに腐ってしまうリスクを考慮し、クール宅急便などを活用しましょう。魔女に頼む場合は、せめて調理が済んでから呼びましょう。
●汁物を送らない
「お惣菜が段ボールの中で盛大に汁漏れしていた」という方がいました。いわゆる「スープの冷めない距離」というのは、あくまで「自分の足で運んだ場合」の話です。ヤマトさんの服を汚す可能性も高いので、スープなどを送りたい場合は自分で運びましょう。あるいは「みそ汁便」などの新サービスの開始を待ちましょう。
●過剰な量を送らない
「野菜や果物は助かるが、ゴミ袋に一袋分程度のほうれん草などが送られてくる」という方がいました。そもそも息子一家は何人家族だったか、ということをふまえて送りましょう。また、息子世代はひもじい思いをしたことがない人が大半ですので、量が質を凌駕することはあまりありません。
●処分目的で送らない
「スリッパが片方だけ」「羊羹の固くなったところだけ」「20年前のマタニティウェア」など、なんとなく捨てるのはもったいない気がするものを送る、というのはやめましょう。お嫁さんが、羊羹の固くなったところが三度の飯より好きというなら話は別ですが。
●土地の名産物は客観的に
「荷物に毎回『つけてみそ かけてみそ*2』が入っている」という方がいました。仮に息子さんが名古屋出身であれば、パンにも味噌をつけて食べている可能性がありますが、お嫁さんにとってあれは「料理に使いづらい、ただの甘い味噌」でしかありません。つけてみませんし、かけてみません。お嫁さんの出身地も考慮しましょう。
●息子のためだけを思わない
息子の好物ばっかり入っているとか、息子の生活を案じて送るあまり明らかに嫁への嫌味になっているとか、荷物の宛名・手紙の宛先が息子だけとか、そういうのはシャレになりませんので控えましょう。一つくらいは嫁が喜ぶものを入れることをおすすめします。もし、お嫁さんが名古屋の人だったら「つけてみそ かけてみそ」を入れるとよいでしょう。
”- お義母さま、「ニシンのパイ」はビミョウです - kobeniの日記 (via writerman-js)