前回話して下さった都の方も、すごくまじめに子供への悪影響とか、
心配されているから、話して下さったと思うと、あえて推進派を否定しませんでした。
負のエネルギーだけで対すれば、相手も拒否的になるからです。
その上で
「数年前に『13歳の母』というドラマがありました」
と、具体的は作品名を出し、
規制するんなら、ああいうドラマも内容的にダメではないか?
と、問いかけたら、
「そうよね、あれは・・問題あったし、他にもそういう見せたくないものってあるよね」
とまじめにのってくれたのです。
都や国レベルのP連が、毎年子供へ見せたくない番組ランキングを行い、
性質の悪いバラエティ番組が、上位に上がっていることも指摘し、
あれこそPTAとして、メディアに規制すべきだと言うべきと思うと伝えると、
「そうなんですよね。でも
何故か『漫画とアニメ』なんだよね。
他にもひどい番組はいくらでもあるのに」
直接、子供が見なくても「失楽園」をはじめとする不倫ドラマや家庭崩壊
を助長するような作品を、親が好んで見るような姿勢にも問題を感じるというと、
「あの作者ってひどい作品ばかり書くし問題よね。
結構映画やドラマになるけど、理解できないわ」
とい、頷きながら言うから、子供にとっては
親の離婚や不倫なんて酷い事で、それを助長するような話や、
家庭や命を粗末に扱う内容に反対と言いつつも、
多くの人があえて観る。
親もそれを観る。その心理に問題を感じるし、
そんな親がエロ漫画隠し持ってしまう子供のこと言えますか?
ここまでできるだけ感情的にならないで話した末、
『漫画とアニメ』だけを問題視するのって、それ自体変だと思います」
と加えたのです。
「あの都の人、実際被害者の出る写真本やDVDに方がひどいのに、
規制強化は『漫画とアニメ』としか言わなかったんだよね」
- 空の森 : 東京都青少年健全育成条例。推進派への疑問 その後 (via katoyuu)