「賃金を抑制するのは不当だ」社員年収1263万円の日本テレビ労働組合が24時間のストライキ - 朝日新聞:
チャリティー番組「24時間テレビ」を放映したばかりの日本テレビの労働組合が、賃金制度改革をめぐり、1日正午から全職場で24時間のストライキを決行する見通しだ。 日本テレビ労組には社員約1200人の過半数が加入しているが、 アナウンサーなど一部の組合員についてはスト参加を除外し、 放送への影響は最小限にとどめたいとしている。
日本テレビでは今年3月、新たな賃金制度を会社側が組合に提示。昇給ペースの抑制や残業単価の切り下げなど、「不利益変更」と見られる内容が盛り込まれ ていたため、労組は受け入れを拒否し、5月には2時間の時限ストを実施した。会社側は当初予定していた7月の導入を見送り、協議が続いてきたが、8月31 日の交渉でも合意に至らなかった。
労組幹部は「社員の努力で2009年は増益を実現した。将来への備えという理由だけで、さらに賃金を抑制するのは不当だ」としている。