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- 電子書籍ウハウハ伝説と竹の子書房 - さぼり記 (via otsune) (via katoyuu)
70%くれるAmazonDTPは、Amazonに提供するコンテンツの価格が、同内容他社に提供したものと比べて、最も安価でなければいけない、などの規定がある。
例えば600円の文庫、印税が10%とすると、1冊売れて60円。1万部売れるという前提で印税が支払われると60万円。実際に1万部売り尽くす前にその金額はもらえるので、前払いと同じ。
同じ内容の本を600円の電子書籍にしたら、たぶん大多数の人は「高い」と感じる。最近、電子書籍に関する意識調査を取ってみたところ、【消費者として買う場合】の電子書籍の適正価格は、
1位:原作本の1/2以下
2位:原作本の2/3以下
3位:原作本の3/4以下
となった。1、2位を合わせると全体の65%、3位まで合わせると80%にも達した。
文庫本600円に対して300円か400円が65%という感じ。
では安いほうで300円だとする。
300円/70%のAmazonDTPだと1冊辺り210円入ることになる。
600円/10%の書籍印税は1冊辺り60円だから、なんと3倍以上。
仮に初版1万部の文庫は60万円だから、同じ数だけDLされたら210万円の儲けに!
……そりゃすごい、今すぐ出版社に絶縁状出してAmazonに作品を全部ぶちこもうぜ!
ということになるかというと、イマイチそうもならないw
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