先日、あるミクシィ利用者(以下Aさん)が、ある人(Bさん)からメッセージをもらったという。具体例として要約して引用させていただく。(プライバシーに関する個所は伏せ字)
タイトル「すみませんが…」
本文
お久しぶりです、●●●です。
●●●さんが頻繁に日記やボイスを更新したいのは解りますが、わたしモバミクなので、共感や反応の無いコメントでページを埋められると、友達の日記やボイス見つけるまで大変なんです。
パソコンは諸事情でネットを繋いでないので、ケータイ画面内が「●●●さんのひとり歩き」でいっぱいになってしまってます。
以前にもそういう方がいらして、ケータイなのでこちらからはマイミクを切る手続き解らないので、切っておいてもらえないでしょうか?
マイミク解除の手続き、お願い致します。
いかがだろうか。AさんがBさんにとって迷惑なのは事実だろう。だが、なぜBさんは自らAさんを「マイミク外し」しないのだろうか。Bさんが「マイ ミクを外す」手続きを調べずに、Bさんに「マイミク」を切ってくれとお願いするあたり、Bさんにネットリテラシーがないと言えるかもしれない。
また、「以前にもそういう方がいらして」という表現から、Bさんは同じことを繰り返しているようだ。たびたび同じ状況になるにもかかわらず、なぜ自分で「マイミクの外し方」を調べないのだろうか。「マイミクの外し方」くらい調べれば簡単にわかることだ。
Aさんはこれに対して、Bさんにメッセージで返信しようと思ったが、何故かミクシィ側に「メッセージ機能を制限」されていて返信できなかったという(何故かは不明)。
そこで、Aさんは、宛名を伏せながらミクシィボイスにてメッセージをつぶやいてみた。もちろん、Bさんにしか伝わらない伝え方でだ。
それは以下の通り。
メッセージの機能が何故か制限されてるのでコチラで。私にメッセージを送って「マイミク外し」を依頼をしてきた方へ。マイミク外すのはぜんぜんOKですが、ご自身で調べて実行したほうが今後便利かと思います!
すると、再度、ミクシィボイスではなく、「メッセージ」で返事が来たという。
タイトル:あなたは子供ですか?
自分でメッセージ機能を把握できていないのに、モバミクから調べろって…あなたは子供ですか?
日記の更新も激しすぎてウザイので、いい加減、わたしへのアクセスブロックをポチッと押してください。
PCで仕事してるなら解りますよね、そのくらい。
ここで、ようやく、Aさんには「ミクシィボイス」の雰囲気が呑み込めてきたという。おそらくBさんには決定的にネットリテラシーがないのだ。ネットの世界では「自分の身は自分で守る」のが常識だが、相手のBさんに「マイミク外し」をゆだねるあたりにBさんの甘えを感じる。
ツイッターでは、気に入らなければ「リムーブ」することで自分の世界を守るのが当たり前。だがミクシィの中では、「気軽にマイミクを切る」という発想自体ないのかもしれない。
それは当人に責任があるのだろうか。筆者はそうではないと思っている。
筆者も、もろもろネット上で叩かれてきたが、その度にインターネットの世界のルールというものを学ぼうと努力してきたつもりだ。知らない人間は学べばいい。いや、学ぶしかない。
その後、Aさんは、「マイミクの外し方」を調べてミクシィボイスで伝えてたそうだ。Aさんは言う。
”「わたしは決して相手のことを不快だと思っていません。ただ、「無知な」人だと思っているだけです」
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ミクシィボイスにはびこる「ストーカー予備軍」たち | 非モテタイムズ (via morutan)
これってマイミクを外したくなかったんじゃないの? mixi ってマイミク数が自身のステータスを表現するものになってるしね。