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- 【ぷらちな】Drawing with Wacom 009 大和田秀樹さんインタビュー (via otsune)
――「IT系漫画家」を自称されていますが、PCに初めて触れたのは?
最初はFM-7というパソコンで、それで絵を描くのが好きで。X68000が買えずにPC-9801ユーザーになって、大学の工学部でSunのワークステーションやPhotoshopに触れてPCでこんなに出来るんだ! と思って。postscriptで出力したデータなんかを見て、これがいつか線画で使えるようになるはずだから、自分で買える値段になったら導入しようと。
それで95年頃にDOS/Vショックで安くなったDELLのPCを買ったんです。最初から漫画を描くつもりだったので、600dpiは扱えないと駄目だったんですけど、Macではメモリが高すぎて。その点、DOS/V互換機は秋葉原で安価にメモリが買えましたからね。
――その時代だと印刷の現場はMacのみでWindowsにはDTPのノウハウみたいなものは無いですよね。
そこは自分で考えてやってました。ページ単位では作画できなくて、1コマずつプリントアウトして貼りつけたり。シリアル接続のArtpad2を買って、トーン貼りとかに使っていました。ジャンク屋でACアダプタ無しのが売っていたので、自分で電圧を測って繋げたんですけど、それでも1万円くらいしましたよ。最近のペンタブレットは本当に安くて高性能ですよね。僕が初代のIntuosをいくら出して買ったと思ってるんだ(笑)。
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