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"製品の品質などに関する情報を専門に扱う中国のウェブサイト「質量報告」は21日、「メラミン入りの粉ミルクなど序の口だ」と題する記事を掲載した。 ..."

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製品の品質などに関する情報を専門に扱う中国のウェブサイト「質量報告」は21日、「メラミン入りの粉ミルクなど序の口だ」と題する記事を掲載した。

  記事ではまず、福建省福州市にある果物倉庫を紹介した。倉庫の中にはミカンが詰まった箱が山のように積まれていたが、ミカンに生えたカビの匂いが充満していたという。倉庫ではカビを取り除いたうえでしばらく干したミカンに対し、石蝋(せきろう)と色素、ミョウバン、化学調味料などを混合した液体を混ぜていた。

  記事によれば、ミカンに混合した液体を浸透させることで、ミカンの重量を増やすことができるばかりか、強い酸味が消え、爽やかなおいしさを加えることができるという。また、見た目もみずみずしくなり、まるで取れたてのようだ。

  中国を代表する酒である紹興酒は、中国政府の厳格な基準のもと生産されているが、なかには驚きの方法で生産されるまがい物も存在する。浙江省のある紹興酒生産工場では、水道水で薄めた紹興酒が生産されているという。「水が酒の値段で売れていく」と語る工場主は、水で薄めた分、エタノールや高アルコールの酒を足してアルコール度数を引き上げていた。

  また、水で薄めた紹興酒は本物とは似ても似つかない色であるため、工場主は「さまざまな添加剤で色や味を調節する」と明かした。(編集担当:畠山栄)

餃子の記憶がよみがえる記事ですが、その前には段ボールの肉まんなんてのもありましたね。考えることがすごいというか、食品なのにその発想はなかったなぁ、というかできないなぁということが、中国ではよくあることなのでしょうか。



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