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Channel: Peckori Detuned.
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" ─なぜこのような事が起こったのでしょうか? 水口氏 まず大変申し訳なく思っておりそれを謝罪させて頂きたいと思います。 今回このような事が起こった経緯として、 ..."

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─なぜこのような事が起こったのでしょうか?

水口氏
まず大変申し訳なく思っておりそれを謝罪させて頂きたいと思います。
今回このような事が起こった経緯として、
バードカフェという店舗にて料理の制作等を行っていたのですが
初期に想定していた販売数は100に対して実際は500の注文が入りました。

グルーポンでここまで反響があるとは想定しておらず、
企画そのものの見切り発車となってしまった部分が大きく考えられます。

─なぜ見切り発車してしまったのですか?

水口氏
完全に力不足です。
商品が本来あるべき形にならないと分かった時点でキャンセルすべきでした。
しかし、浮足立ってしまった事もあり現在の形で販売してしまいました。

─そもそも、このような商品内容で配送した時点でクレームがつくのは目に見えていたのでは?

水口氏
キャンセルか不完全な状態でも配送か二つの選択で悩みましたが、
お客様との契約を優先として考え、商品が届く事がまず大事と判断しました。

─グルーポン側からは、反響の規模がどのくらいになるか等アドバイスはなかったのでしょうか?

水口氏
グルーポンからは一切そのようなアドバイスはありませんでした。
おせち料理の販売自体グルーポン上でも初の試みで、
グルーポンへおせちの販売をしたいとお願いしたところ、
かなり乗り気で対応して頂き、私共も反響に浮足立ってしまった事が大きな反省点です。

私自身はグルーポンの営業の方と直接やりとりはしていませんが、
やり取りを行っていたマネージャーからもすごくいい感触だと聞いたため
社長判断で販売に踏み切った次第です。

─おせち料理100個の販売数を想定していたと伺いましたが、
実際配送された商品は100個の販売商品の中身を500個に分けた為に中身がスカスカになったのですか?

水口氏
商品の予約自体は2010年11月から行っておりました。
仕込みの準備に入ったのが2010年12月26日です。
ただその状態で予約数が大きく上回った事により、
予想よりも盛り付け作業に時間がかかってしまいました
商品の分量を小分けしたわけではありません。

─でも、ネット上に出ている商品画像はスカスカで貧相なものですよね?

水口氏
本来重箱の仕切りは9つになる予定でした。
しかしその仕切り等の準備が出来ず4つの仕切りに急遽変更した事が考えられます。

─では、4つの仕切りの重箱の中身を9つの仕切りの重箱に盛り付け直せば本来の商品と同じ分量なのですか?

水口氏
実際は、予約時掲載の写真より少々少なくなってしまったと思います。 申し訳ありません。



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グルーポンまるで残飯なおせちの外食文化研究所水口社長にインタビューしてみました:ネットのお話 ブログ

正月早々、こういう騒動が起きていたのか。ネットだと悪評判が燎原の火のごとくたちまち広がるね。うまくフォローできるといいけれど。

ただ、上記のインタヴューをみると、まるで自分は直接的に関わっていないかのように少し逃げの姿勢が感じられるけれど、社長ブログをみると自ら作業をしていたようだね。このような不誠実な対応はまたあとで祭りになるかも。そして、以下のエントリをみても、自分たちが一生懸命やっていることをアピールするばかりで、このような事態を引き起こすという予感の気配が感じられない。

http://ameblo.jp/gaishokubunka/entry-10751921352.html

> 今日は、一日中おせちをバードカフェyokohamaで作ってます!
> 僕は、詰め込みからだけどメンバーは、仕込みから徹夜でやってくれてます(^ ^)

これは本当に他山の石にしないとイケナイと思ったよ。業務を一生懸命やるのは当然だけれど、自分たちの一生懸命さに酔ってしまい、客観的に結果を認識せずに、まるで学生の学園祭のノリで終わってしまわないようにしないと。

—-追記
ネットに上がっている商品写真をよく見たけれど、数の子とかまぼこと伊達巻が一緒になっていたり、黒豆と栗きんとんが一緒になっていたりと、どうも最初からおせちを作る能力がないのに、無理をしてそれを実行したようだね。しかも、以下の誤記をみるかぎりおせちはおろか、食文化を全く理解していなかったようだね。外「食文化」研究所なのに。田作りと田舎作り、蒲鉾と蒲鉢、フカヒレの煮こごりとフカヒレのにごり、鮑の冷製と鮑の冷製作など、あまりに酷すぎる。数の子の冷製とか、数の子は温かいものは普通ないよ。というか、冷製って冷たくなければいけないのだが、弁当でそんなコントロールができるわけがない。これはまさに食文化をナメているとしか思えない。

http://www43.atwiki.jp/groupon2011/pages/19.html

総じてみると、儲け主義やカスタマリレーションの手抜きというより、もっと根本的な食ビジネスに対する能力の欠如のような気がする。これはあまりに痛いな…。

しかし、私服ロン毛マスクなし手袋なしで弁当などのナマモノを扱うのか、この会社の従業員・バイトは。衛生観念の欠如も甚だしいというか、これはもう弁解の余地がなくなったな。根本的な改善が必要なんじゃないか。

http://megalodon.jp/2011-0101-0854-37/ameblo.jp/haisaiurutora/

(via kashino)

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