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- ヘッド・ハンター - 男の魂に火をつけろ! (via ginzuna) (via aya18) (via petapeta) (via mnak)
んで、この人が雪山に何日もこもって何をしているのかというと。
- 鹿や熊などテキトーな獲物を撃って、皮を剥ぎ、肉を干したり、内臓を抜いたり、脂を採ったりして食べられるようにする(これで一日かかる)
- ダッチ・オーヴンでパンを焼き、肝臓や心臓のステーキ、塩茹でした舌などをオカズにして食べる
- スパイク・テントのなかでアブラッシヴ・ウールの下着一枚になり、グースダウン・スリーピング・バッグに潜り込んで眠る
- 大物を探す
- レコード・クラスの角を持った大物を見つけ、撃つ
- 獲物の死体と記念撮影
- 獲物の皮を剥ぎ、角のついた頭骨を苛性ソーダ入りの熱湯で煮て肉を落とす(これだけでまた一日つぶれる)
- スリーピング・バッグに潜り込んで眠る
- 鹿を見るとソーセージが食いたくなり、三頭を撃ち、内臓を取り出し、肉をひき肉にして腸に詰め、茹でて、50キロのソーセージを作る(これまた一日がかりの仕事である)
- ソーセージを食い、また大物を見つけ、撃ち、記念撮影して皮を剥ぐ(もちろん一日がかりの仕事である)
- ダッチ・オーヴンで焼いたパンと、熊の脂で揚げたソーセージで食事をとり、スリーピング・バッグに潜り込んで眠る
こんな感じで、「獲物を探し、撃つ」「解体する」「食べて寝る」をひたすら繰り返します。ストーリーらしきものが全く見当たりません。
さすがにこれではマズいと思ったのか、途中で、獲物を横取りしようとする密猟者軍団と戦闘になったり、キャンプの前に遊んだコール・ガールからうつされたインフルエンザで40度の高熱を出して生死の境をさまよったりと起伏をつけてはいますが、そもそも主人公の行動にまったく意味はないので、これらもいまいちストーリー的な盛り上がりに欠けます。
んで、なんとかストーリーを盛り上げようと思ったのか、ラストになるといきなり、密猟者軍団がなぜか密造していたプルトニウム原子爆弾*2というストーリー的に魅力あるアイテムが出てきますが、杉田はそんなものには興味がなく、彼らに盗まれた巨大な水牛の角を奪い返すことしか考えていないのでありました。
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