“それでもソフトバンクが「全世帯にFTTHを引きたい」というのであれば、自社のリスクでやってください。それは誰も止める筋合いはありません。NTT法を廃止して、ソフトバンクがそれを買収できるようにする規制改革には、私も賛成です。国策会社案には総務省もNTTも反対なので、いくら全面広告を出しても無駄です。「1社でもやる」というなら、国に頼らずに資本の論理でNTTと闘ってください。応援します。”
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今回の大山鳴動して鼠一匹な議論の結論は、結局これにつきるね。
税金の担保がない状態で、自分の金だけで全世帯に光の道を導入するのを本当にソフトバンクが実行するかどうかだよね。まあ、トップが「やる」と公言したのだから、それをやらないというのはただの嘘つきだよね。
iPad等を使った電子教科書の件といいこの光の道といい、くだらないアドバルーンを打ち上げすぎだよな。ただ、ソフトバンクとしては、今回のぶち上げで、政治家を巻き込んだ政策論争まで持っていくことができたというのはポイントだろうな。今までは横で野良犬が吠えるように「電波よこせ」とか騒いでいただけだったけれど、偶然民主党が政権をとって、シンパの大臣が誕生して、総務省のタスクフォースが時間を掛けて検討するほどに出世したと。そして次からはソフトバンクを誰もが無視できないと。
ただなあ、この光の道については、極めて実現可能性が低い今の状況では如何ともできずになるだろうな。そして、次にまだデッカイアドバルーンをあげて、今までの話を忘れてなかった事にする作戦なんだろうな。
(via kashino)