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- 駄駄っこに徹する北朝鮮の破れかぶれ | 時評コラム | nikkei BPnet 〈日経BPネット〉 (via otsune)
なぜ、このような事件が起きたのか。理由の一つに、北朝鮮内部の問題を指摘する声がある。金正日(キム・ジョンイル)総書記の後継者で三男の正恩(ジョンウン)氏への世襲がうまくいっていない、と韓国の情報筋では言われている。
北朝鮮のような独裁国家では、独裁者が最も警戒しなくてはならないのが軍部である。軍ナンバー2だった趙明録(チョ・ミョンロク)氏の国葬が11 月10日に行われたが、発表された葬儀委員会の名簿で、正恩氏は金総書記に次ぐ2番目に名を連ね、軍の事実上のナンバー2に就いた。しかし軍内部には抵抗があったらしく、かなり無理な世襲が行われている。
しかも、正恩氏には何の実績もない。金総書記の後継者としての地位を固めるには、軍で手柄を立てる必要がある。つまり、今回の砲撃事件は正恩氏の実績づくりや軍部の掌握を狙ったものではないか、という見方なのだ。
「我が国領海内での実弾による軍事演習をやめよ、という要求を無視して演習を行った卑劣な韓国を、我が国は堂々と攻撃し、韓国に損害をもたらした。金正恩はさすがにすばらしい指導者である」。そう持ち上げるためだという。韓国で流れているこの情報は、十分に納得できる。
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