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- 僕がTESLAを買った訳 - 小澤職場・現場体験記 (via tnoma)
フェラーリ、やっぱり興奮した。すげえ速いし、かっこいい。ああ、オレは子供の頃憧れたあのフェラーリ乗っているんだ、と思うとすごい自尊心が満足した。友達も「こいつフェラーリ乗ってるんだよー」とか言ってくれてオレの見えっ張りな心は非常に満足であった。実際、すごい運転は面白い。
しかし、ここ数年環境問題が急速にメディアをにぎわすようになり、車の排気ガス問題が取り上げられ、ハイブリッドがすごい売れるようになった。その結果、フェラーリみたいな大排気量のスポーツカーを乗っていると「すごいねー」から「環境を汚す悪人」的な見方すらされるになってしまった。
うーむ、そうか。たしかにそうだよな。東京都内で意味なく排気ガス出しているのはまったくエコじゃない。ということで、フェラーリ全然乗らなくなってしまった。もちろんポルシェの時と同様に買った時の興奮が冷めてきたというのもある。
さらに若者の草食系化なる価値観の変化が到来し
「車なんて動けばいいじゃないですか、つーか、東京だったらいらないですよ。」
ごもっと。至極ごもっともです。
まあ、俺はそうは思わないけどそういう人が増えてくるとこちらは肩身が狭い。
昔、銀座で高いお酒を飲んでガハハガハハと笑っているおっさんを指さしてアホだなーと思っていたけど、気がつきゃ自分がその立場ですか、と。そもそもポリシーもってフェラーリ乗っていたわけじゃないのでそういう評価はちょっと寂しくなったりして。
というわけで、フェラーリを売りました。すごい値段下がったけど、仕方ない。乗らない車持っているよりもいいや。ありがとう、フェラーリ、楽しかったよ。子供の頃の夢がかなったよ。
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