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- 一色登希彦/アトリエモーティヴ オフィシャルウェブサイト ブログ 「漫画家のなり方」11 (via katoyuu) (via pdl2h) (via vmconverter) (via sunao) (via jinon) (via otsune)
2009-05-05 (via gkojay) (via takaakik) (via mnak)
それにしても。
それにしても、です。
「プロの漫画家」が、原稿料だけでは制作活動がままならないなどとは、プロになるまで、本当に誰も教えてくれませんでした。
「それはおかしいんじゃないか」と、考えること、口にすることもはばかられる空気が、編集者や出版社との間にはあります。
お金のことや、そして契約のことを互いにきちんと口に出来ないような空気が、不明瞭な領域を、触れてはいけないことのように思わせ、ここまで来てしまったのです。
漫画家の側も、この事実に関して、本当は自分の意見をハッキリさせるべきです。
声高に表明するかしないかは別にして。
そして、出版社も同じく、この構造的な問題に、意見表明をするべきです。
ベテラン新人問わず、漫画家さんが、
そして出版社、編集部、編集者が、
「能書きはいいから、才能と根性で単行本を売って、そのお金を作家としての経営に充てて、原稿料では足りない、などという事実に執着するな。つまるところ、こうした根性論で残る漫画家の作品だけが、生み出されていけば良いのだ」
という立場をとられるなら、特に申し上げることもありません。
この問題で苦しんでいる人の立場が回収されないだけのことです。
自分は、この問題には、漫画家の創作環境の厳しさだけでなく、漫画雑誌の赤字の苦しさ、出版社の経営の苦しさが切り離せない問題として存在していて、つまるところ漫画にとって、たいへんな問題だと考えるので、表明しています。
”- 一色登希彦/アトリエモーティヴ オフィシャルウェブサイト ブログ 「漫画家のなり方」11 (via katoyuu) (via pdl2h) (via vmconverter) (via sunao) (via jinon) (via otsune)
2009-05-05 (via gkojay) (via takaakik) (via mnak)