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- 櫻井よしこ » 「 虚構の憲法を持つ日本と中国 現実を直視しなければ日本は敗北 」 (via ittm)
中国と日本を比較せざるをえない。日本国憲法もまた、壮大な虚構でしかない。「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」という前文の言葉こそ、虚構の最たるものだ。
力を背景に尖閣諸島を奪おうとする中国が、「平和を愛し」「公正と信義」を重視する国か。日本の「安全と生存」を中国への信頼に任せてよいのか。答えは明らかだ。にもかかわらず、虚構に目をつぶり、国民、国家を守る力も整備せずに戦後を過ごしてきた結果、私たちの国は尖閣諸島や東シナ海を奪われる寸前まで追い込まれている。
共に虚構の憲法を持ちながら、日中両国は両極端を成す。その違いは、中国が政府も国民も虚構を十分承知し、巧みに利用してきたのに対し、日本は、虚構に気づかぬふりをしつつ、虚構の中に逃げ込んできた点にある。現実を直視しなければ、日本は敗北する。憲法が日本に及ぼす害を、今度こそ認識しなければならない。
”- 櫻井よしこ » 「 虚構の憲法を持つ日本と中国 現実を直視しなければ日本は敗北 」 (via ittm)