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Channel: Peckori Detuned.
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"実に稚拙な「民主党外交」です。 極秘特使のつもりが、北京ではテレビカメラが待ち構えていたのですから、これ以上の醜態はありませんよ。 誰だか知りませんが情報を漏らした輩がいるのでしょう、首相も外相も慌てて..."

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“実に稚拙な「民主党外交」です。
極秘特使のつもりが、北京ではテレビカメラが待ち構えていたのですから、これ以上の醜態はありませんよ。
誰だか知りませんが情報を漏らした輩がいるのでしょう、首相も外相も慌てて「知らない」「関係ない」と否定する始末。
可哀想に、これじゃ細野氏も中共政府に対して立場がありません。
バレたらバレたで、「私の特使です」と首相が認めればいいだけなのに、交渉が失敗した時の泥を被りたくないがために知らぬ存ぜぬを決め込むのが民主党政権の特徴です。
これは外交案件を沖縄地検の責任にした姿とよく似ており、政治家なのに徹頭徹尾、責任ってのを取りたがらない保身ばかりの人たちなんだなあと思います。

代表選で小沢氏を支持したので、幹事長代理から外された細野氏を特使にという起用も微妙です。
要するに菅政権には中共政府とパイプがないので、小沢ルートで話をつけようということでしょ。
ところが、民主党はこういうのを「二元外交」だとして激しく批判してきた歴史があります。
外交はあくまでも外務省が行うものであり、党だとか官邸がシャシャリ出てくるのは国益を損すると。
外交は手段であって、その手足を縛ることにどういう意味があるのか泥酔には理解できませんが、とにかく民主党政権は「二元外交」をやってしまったのは事実です。
しかし「二元外交」をやるならやるで、首相はそれを認めて説明する必要があります。
そもそも、鳴り物入りで菅首相が民間から政治任用した丹羽宇一郎大使が全く機能してないことが、「二元外交」の根底にあることを忘れてはなりません。
細野氏の訪中一つとってみても、幾つもの失政が重なっているというわけです。”

- 2010/09/30 (木) 民主・細野氏が訪中、関係修復探る- 泥酔論説委員の日経の読み方 (via irregular-expression)

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