“実はこうした広告ブロックが悪いといっている人は、
自分自身が広告に対して非常な後ろめたさを感じているんじゃないか、ということである。
なぜなら本来、理想的な市場経済では「広告を見なかったら、ユーザは損をする」はずだからだ。
売り手と買い手がどちらも合理的に判断すると仮定すれば、ですよ。
だから、もし本当に広告がいいと信じている人ならば、広告をブロックする人々に対しては
「お気の毒です」と言えるはずなのである。それをけしからんと腹を立てるということは、
自分たちの広告のインチキ性を証明しているようなものだ。つまり彼らにとって、
広告というものは消費者に無理矢理見せて商品を買わせる「トラップ」でしかなく、
彼らはただカネのためにそれを仕掛けているだけだ。最初から後ろめたい行為なのである。
そして、ときにそのトラップを迂回してしまう人々がいると
「ちくしょー! ひっかからねえ!」と怒るわけだ。
こう考えると、一体どっちがインチキをしているのかわからん。”
- 2010/2 (b) (via otsune)
2010-03-02 (via gkojay) (via ippanjina) (via toraumaboxer) (via pobmahw) (via darylfranz) (via plasticdreams) (via yaruo)
自分自身が広告に対して非常な後ろめたさを感じているんじゃないか、ということである。
なぜなら本来、理想的な市場経済では「広告を見なかったら、ユーザは損をする」はずだからだ。
売り手と買い手がどちらも合理的に判断すると仮定すれば、ですよ。
だから、もし本当に広告がいいと信じている人ならば、広告をブロックする人々に対しては
「お気の毒です」と言えるはずなのである。それをけしからんと腹を立てるということは、
自分たちの広告のインチキ性を証明しているようなものだ。つまり彼らにとって、
広告というものは消費者に無理矢理見せて商品を買わせる「トラップ」でしかなく、
彼らはただカネのためにそれを仕掛けているだけだ。最初から後ろめたい行為なのである。
そして、ときにそのトラップを迂回してしまう人々がいると
「ちくしょー! ひっかからねえ!」と怒るわけだ。
こう考えると、一体どっちがインチキをしているのかわからん。”
- 2010/2 (b) (via otsune)
2010-03-02 (via gkojay) (via ippanjina) (via toraumaboxer) (via pobmahw) (via darylfranz) (via plasticdreams) (via yaruo)