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- 中国、進出日本企業への露骨な嫌がらせを開始 宮崎正弘 | 杜父魚文庫ブログ (via itokonnyaku)
まずはトヨタに販売促進費用を「賄賂」と断定して罰金を科すそうな。中国は、こういう場合、徹底的にやる。死者を墓場からだしてきてむち打ち刑にするように相手の立場を考えない。まさに「相手に悪いとおもう日本人と相手が悪いとおもう中国人」。この「に」と「が」の差違は大きい。悪智恵にかけては天才的である。
石原都知事につづいて国土交通大臣がようやく中国要人との会談を拒否したが、中国側のエスカレートはSMAP公演中止に追い込み、訪中使節団は軒並み足止め。この嫌がらせはAPEC直前まで継続されるだろう。
むしろ、このチャンスをいかに政治的に生かすかが管政権に危機管理能力があるか、ないかが試されるのだが、危機の認識がない総理ゆえ、いま靖国神社へ参拝するとかの発想は考えもつかないだろう。
まずは中国からの帰化申請の受付を一時的に中断したらどうか。中国人留学生を全員所轄官庁に呼び出して状況の審査を行い、在日中国企業に税務査察を送り込んだり、このチャンスを生かし、日頃の不正を暴く必要があるのではないか。
しかし先手必勝。中国のアクションのほうが速かった。中国へ進出した日本企業をねらい打ちし、その象徴的存在であるトヨタに販売促進費用を「賄賂」と断定、なんと罰金を科すと決めたのである(ウォールストリートジャーナル、9月22日)。まだまだ緊張の日々が続く。
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