“アワビ、サザエ、ノリ
死亡する危険はないが、アワビやサザエ、ノリを食べさせると耳が腐れ落ちると言われる。アワビやサザエは餌としている海藻に含まれるクロロフィルが、動物の体内に摂り込まれた状態で日光に当たると化学変化を起こしてピロフェオホルバイド a という毒成分に変質することに基づいている。アワビなどはクロロフィルを内臓に溜め込んでいるので、これを食べると成分も体内に入る。ネコの体は被毛で覆われているため、たとえ日に当たっても光は皮膚までは届かず問題ない。しかし、耳だけは被毛が薄く、毛細血管にまで日光が届く。そのため、化学変化で毒成分が造られ、炎症を起こして激しい痒みを生じる。ネコは耳を激しく掻きむしり、取れるまでそれを続けてしまう。あるいは、毒成分によって耳の組織が壊死してしまい、取れてしまう[10]。味ノリなどは匂いだけで食べさせろとせがむことが多くまた好んで食べるが、あとあと耳だれや目やにが出て可哀相なことになるため与えないのがよい。 ”
- ネコ - Wikipedia (via foloinfo)
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