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- Arseno ver2.1.4 (via rpm99)
>13はラジソールの事だと思うが、これはラジウムを含む市販薬として実際に1918年から1928年にかけて作られ、
「永久の若さの維持」や「リビングデッドの薬」として大々的に宣伝された。(勿論、暗闇で光ったりするものではなかったが)
当時は放射性物質の害が今ほど知られておらず、科学者達でさえも詳しくわかっていない部分の方が多かった。
一方で、自然由来のもの=体に良い=ラジウムも体に良い・・・という放射性物質に関するイメージと無理解を利用した「放射イカサマ(Radioactive quackery」療法が20世紀前半に欧米で流行っており、
ラジウムを溶かした水やスキンクリーム、ラドンを含んだ電気ポットなども販売され、アメリカでは放射性物質入りの健康食品や道具が大ブームとなっていた。
しかし、ラジソールを5年ほど飲み続けたアメリカの実業家が死亡した際の検死で、体中の骨と内臓がボロボロになり、脳に腫瘍があったことからわかるように、
少量の放射性物質を摂取する害が知られるに連れ、こういったインチキ健康商品は消えていったのである。
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