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- 奨学金が返せない - 若者の貧困に追い討ちをかけ、国際人権規約から逸脱する日本の奨学金制度|すくらむ (via cokeraita)
国連による国際人権規約の中に、「教育の無償化の導入」に努めることを規定した「国際人権A規約第13条」があります。
この「国際人権A規約第13条」には、「中等教育と高等教育の無償化の漸進的導入により、すべての者に対して均等 に機会が与えられるものとすること」と明記されているのですが、この国際人権規約を批准している160カ国中、日本とマダガスカルの2カ国だけはこの「中 等・高等教育の無償化条項」を留保したままです。ようするに、世界160カ国の中で、政府として「中等・高等教育の無償化なんか進める必要はない」と宣言 しているが、日本とマダガスカルの2カ国なのです。日本の大学の学費は初年度納入金が国立大学で平均81万円、私立大学で平均131万円と世界1高い学費 になり、私立大学では年間1万人の学生が経済的理由で退学しています。1970年から2000年の30年間でみると、消費者物価の上昇率は2.9倍なのに 大学の学費は、私立大学で5.6倍、国立大学でなんと47.2倍にもなっているのです。民主党政権は昨年の総選挙で「国際人権A規約第13条」の留保を撤 回すると公約しながら実行していないばかりか、無利子貸与の奨学金予算を減額しています。
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