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Channel: Peckori Detuned.
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"一口に「できない社員」というが、そもそも彼らはなぜ仕事ができないのだろうか。私はよく飛行機のたとえ話をする。「飛行機を操縦しなさい」  いきなりこう言われたら、たいていの人が面食らうだろう。なぜなら、操..."

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“一口に「できない社員」というが、そもそも彼らはなぜ仕事ができないのだろうか。私はよく飛行機のたとえ話をする。

「飛行機を操縦しなさい」

  いきなりこう言われたら、たいていの人が面食らうだろう。なぜなら、操縦したことがないからだ。知識も経験もない未知のことを「やれ」と命じられたとき、 人は困惑する。何をどうしていいかわからず、途方に暮れてしまうのだ。「やる気があればできる」などと劇励されたところで、飛行機の飛ばし方はわからな い。
 しかし、多くの上司がこのことを理解していない。だから、「なぜできないのか」「常識で考えろ」と頭ごなしに叱りつける。操縦方法を知らな い人に「操縦しろ」と罵声を浴びせているのと同じだ。叱られた当人は萎縮し、「自分にはとても無理だ」とやる気をなくしてしまうことになる。これをマネジ メントといえるだろうか。無理難題をふっかけて人材を育成できるだろうか。


 人間が行動できない理由はたった2つしかない。


 第1の理由は、「やり方自体がわからない」場合。飛行機の操縦がこれに当たる。励まされようと叱られようと、知らないことはやりようがない。
 第2の理由は、「やり方はわかっているが継続できない」場合。「モチベーションを持続できない場合」と言い換えてもいい。
 つまり、この2つのパターンさえ解決したなら、できない社員はいなくなる。これが行動科学マネジメントの考え方である。

 まず、「やり方がわからない」社員に対しては、やり方を教える必要がある。”

- 経営セミナー 日本経営合理化協会 (via peperon999)

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